こんにちは、そうです。
今年のお盆休みはタイに行ってきました。
JALのセールで、お盆休みの土曜夜出発・土曜朝帰りというスケジュールでありながらバンコク往復約7.7万円(諸税込み)というものがあり、雨期であることを知っていながら思わず飛びついてしまいました。
とりあえずバンコクまでの航空券は確保したものの、行先を決めきれていなかったのですが、出発の2週間前くらいには、これまた雨期であることを覚悟して、クラビ~プーケットのオープンジョー(現地の到着空港と出発空港が異なる旅程)としました。
今回の旅行もなかなか充実してましたので、9回ほどの連載で旅の様子をレポートする予定です。
今回は第4弾、移動編の2記事目、クラビ空港から、クラビ市内・プーケットタウン・パトンビーチを経由してプーケット空港まで旅程を紹介したいと思います。
クラビからプーケットの移動については、途中での乗換(ジョイント)や最終目的地ホテルまでのオプションなどもありましたので、そのあたりも紹介していきたいと思います。
<< クラビ空港からアオナンのホテルへ(乗り合いVAN) >>
クラビの空港ではほぼ同時間帯に 3社の飛行機が到着しましたが、 前の記事の通り荷物受け取りに想定外の時間がかかってしまい 、全ての乗客の中で最終で到着ロビーへ出ることになりました。
当初はグラビ空港からクラビ 市内までシャトルバスで移動することを考えており事前調査をしておりましたが、到着ロビーに出るとすごい数の送迎の客引きが待ち構えてます。
空港バスで移動することを想定していたので客引きは無視して乗車エリア方面にどんどん進んでいきます。
客引きの数が減った頃、そこの客引きのお姉さんのプラカードをふと目にすると、「アオナン・150」 と書いてあります 。
事前の調査ではシャトルバスの場合100バーツだったような。客引きのお姉さんにアオナンまで150バーツか聞いてみました。
バンタイプの車で、乗り合いで、ホテルまで送迎してくれるとのことです。
スーツケースもあるし、ホテルまで送っていただけるのであればこれはラッキー!
ということで、ホテル名を告げてお願いすることにしました。
その場で現金を払い、チケットをもらいます。

「あっちの出口を出たところに黒いシャツを着た人がいるからその人のところに行って・・」ということで、出口に向かいます。
(スタッフ同士は携帯でやり取りして、出口付近のスタッフも私が向かうことはわかっているようです)
黒いシャツを着ている人は2人いましたが、どちらの人かは手招きをしてくれているのですぐにわかりました。
さらに、そこからは、あの車だよと教えられて、ドライバーさんに引継ぎをされます。
どこまでがどこの会社かわからないですが、チケットを売っているところと、車の運行は別会社のようです。
いずれにしても、アオナンまではどこの客引きも一律150バーツで、車の運行は限られた会社。リスクは感じませんでした。
クルマに乗り込むと、案の定私が最後の乗客。
私が乗るとバンは市内に向けて出発しました。(なので写真を撮る時間がなし・・)
写真は撮れませんでしたが、後日利用したクラビからプーケットへの移動のバンのようなイメージです。(もう一回り小さかったかも)

飛行機内もそうですが、空港に到着してからも日本人らしき人の姿は無し。
ですので、もちろんこのバンも私以外は全員外国人という感じです。
途中で一緒に乗車した乗客を順次ホテル前で降ろしていき、最後は私一人に。
ホテルまでは40分程度だったでしょうか。(うろ覚えです)
無事にホテルまで届けていただきました。

<< クラビからプーケットへ(VAN移動) (ジョイントや追加料金なども) >>
クラビのアオナンで2泊の観光ののち、プーケットに移動します。
プーケットへの移動は、船という選択肢もあるのですが、この時期は雨季。
そして、波もそこそこあるのと、景色もあまり期待できない。
私は船には弱くは無いのですが(むしろ好きな方)、波があると体力的にも疲れるので、陸路で移動することにしました。
アオナン地区には(にも)、街のそこら中にツアーデスクがあります。
ホテル近くの道沿いには約200メートルの間に4・5軒あったと思います。
移動前日に利用した「アイランドホッピングツアー」を申し込んだツアーデスクに聞いてみました。
料金は500バーツ、朝8時にホテルに迎えが来るそうです。
目的地のプーケットタウンまでは車で約3時間。
ホテルにチェックインできない気がするので、いったん保留とします。
その後、別のツアーデスクに聞いてみました。
やはり出発時間は朝8時。
ちょっと早いなぁという顔をしていると、なにやら別の車の運行会社に確認してくれているようです。(言葉が分からないので完全に想像です)
で、朝10時出発も可能とのことです。
車のタイプは先ほど写真を載せたバンタイプ。もちろん乗り合いです。
ということで、朝10時出発のバンでプーケットタウンに向かうことにします。
クレジットカード決済は手数料3%が上乗せされ、515バーツになりました。
ホテルにピックアップに来てくれるのですが、指定された時間は10:00~10:30の間という幅を持たせた感じです。
予約した時点では、どのホテルでお客さんをピックアップするか決まっていないから幅が持たされているのだと思います。
9:50にはホテルをチェックアウトして準備万端。
10:15ごろ、バンタイプのクルマが迎えに来てくれました。
席は1つしか空いていなく、最後のピックアップのようです。
(と思ってましたが、途中でもう一人ピックアップ。最後の方は助手席に案内されてました。)
これから3時間、このバンでプーケットへ向かいます・・。

と思ったら、40分ほどで路地に入っていきます。
で、全員荷物を持って降りろとのことです。
なんか、様子が分からなかったのですが、ここは、車の運行会社のようです。

クラビの各ホテルからピックアップしたお客さんが一度ここに集められて、行先ごとに再配車され、現地に向かうようです。
出発までに3台ほどのバンが集結し、再度、行先ごとのクルマに振り分けられる感じでした。行先は私が乗車するプーケットタウン、プーケットのパトンビーチ、もう1ヶ所どこかあったようです。
このターミナル??からは結構いろいろなところに行先があるようです。

プーケットの北側のカオラック、シャム湾側のサムイ島、パンガン島とか、途中のスラタニ、マレーシアのクアラルンプール、ペナン島なんかもあります。
この11時台の行先は、ホテルを10時台にピックアップしてジョイントで行くことになるんじゃないかと思います。
また、このターミナルでわかったのですが、プーケットタウンの行先はバスターミナルまで。そこから先のホテルまでは追加料金が必要とのことです。(失念してしまいましたが50バーツか100バーツだったと思います)
土地勘が無いので、ホテルまでお願いすることにしました。
行先によって、色の異なるシールを渡され、胸のあたりに貼ります。
ホテル指定がある場合は、ホテル名まで書かれたシールも渡され、合わせて2枚のシールを胸に貼ります。
走ること1時間ほどで休憩場所に到着。

クラビからプーケットへは一度湾を北上し、再度南下するイメージですが、休憩エリアは北上しきったあたりです。

休憩時間は20分ほど。
高速道路ではないですがサービスエリア的なところです。
トイレ休憩ができますが、軽食を食べることもできます。
で、なんと、ここでもお客さんのジョイント。
2名のお客さんが下車されました。
おそらくさらに北の方面に行かれるお客さんだと思います。
その方々は別のバンに乗車されました。
社内が少し広くなり、再度プーケットへ向けて走行します。
1時間ほどでプーケットの空港へ到着。
ここで、1名のお客さんが下車。
さらに10分ほどの高級住宅地(セキュリティゲートがある住宅地)で1名が下車。
そのあとはプーケットタウンに向かって走ります。
しばらくするとプーケットタウンのバスターミナル2に到着。
ここで何名かが下車され残りの乗客は3名。
さらに1名が途中で下車。
バンは市内に向かいます。
もう1名もオールドタウンの道沿いで下車。
(後でわかったのですが、ここがバスターミナル1の近くだった)
残りの乗客は私だけ。
ドライバーさんが私にどこまで行くか聞いてきます。
ホテルまで送迎ということで話がついてなかったのでしょうか。
胸のシールを見せると、どうも場所を知らなさそう。
GoogleMAPを見ながら私が案内することになってしまいました。
ホテル前の道は一方通行で入ることができなかったので、100メートルほど手前で降ろしていただきました。
結局、ジョイントや休憩などもあり、クラビのホテルから3時間では到着せず4時間以上かかってしまいましたが、まずまず、安定の旅程でした。
今回はスケジュールに余裕があるので問題なかったのですが、スケジュールを計画する際にはある程度余裕を持たせた方が良さそうです。
<< プーケットタウン内(無料バス) >>
ホテルでチェックインを済ますと、ロビーに無料バスの案内がありました。
行き当たりばったりで、ざっくりとした予定しか立ててなく、エリアごとの詳細はあまり調べてなかったので、この無料バスはこの場で情報を知りました。
ネットでも検索ができました。
イメージ的には、ホノルルのピンクバス(JCBカードを持ってる場合の)のイメージに近いような・・。

市内中心部や周辺を時計回りに一定間隔でグルっと周ってくれるフリーバスのイメージです。
ホノルルのピンクバスほどエリアは広くないです。
そして、運行台数もホノルルほどは多くないです。
到着日は歩いてオールドタウンまで行きましたが、翌日以降、何度もこのフリーバスを利用させていただきました。
運行状況はネットで、バスがどの位置を走っているかが分かるようになってます。

(バス停のQRコードからバスの位置情報などを調べることができます)
時刻表通りにバスは来ず、実際には本数が少ない時間帯もあるようですので、バスがどの位置にいるかをネットで調べて、当面来そうになければ歩いたほうがいいかもしれないです。
ですが、冷房が効いているので、暑いときはバスですね。
<< プーケットタウンからパトンビーチへ(バス移動) >>
プーケットタウンで2泊した後、最後の宿泊地のパトンビーチに向かいます。
プーケットタウンのバスターミナル1が始発です。
前日にオールドタウン周辺を散策した際に、ついでに下見してきました。

6時から20時まで、毎時00分に出発しているようです。

金額は50バーツです。
移動にかかる時間は1時間程度のようです。
プーケットタウンで2泊した後パトンビーチに向かいますが、これまたホテルのチェックイン時間を考慮しなければなりません。
パトンビーチのホテルでアーリーチェックインできることを期待して、12:00のバスに乗車することにしました。
ホテルからバスターミナル1までは、荷物もあるので上記の市内のフリーバスに乗車することにします。
余裕を見て11:15頃のバスに乗車します。
もし逆回りがあると降車まではすぐの距離で、実際には徒歩も可能なのですが、最後の車窓からの観光も含めてバス乗車としました。バスターミナル1までは時計回りのルートをほぼ1周することになります。
フリーバスは通常のルートから外れてホテルを経由したり(この辺りは自由ですね)などもあり、バスターミナル1に到着したのは12:00出発の直前、5分前ほど。
慌ててパトンビーチ行きのバスに乗車しました。

パトンビーチ行きのバスは3列シート。
ゆっくり座ることができます。
バスに乗車すると後方の席の日本人の方が「日本の方ですか・・」と話しかけてきました。
往路のJALの飛行機以来、久しぶりに日本の方と話しました。
クラビでは日本人は本当にいなく(すれ違った一組がひょっとしたら日本人だったかもというレベル)、プーケットのオールドタウンで日本人の観光客がいらしたときも日本人を見たのが久しぶりでしたが話をしたわけではなく・・、久々の日本語での会話でした。
旅行の話などで盛り上がり、一瞬でパトンビーチ周辺まで来てました。
パトンビーチのバスの到着場所からホテルまでは10分弱程度歩きます。
(パトンビーチからオールドタウンに行く場合の乗り場は異なるようですのでご注意ください)
<< プーケットパトンビーチからプーケット空港へ(バス移動) >>
パトンビーチのホテルで1泊した後は、いよいよプーケット空港へ移動です。
バス乗り場はバングラ通りの海沿いの突き当りにある交番の付近です。
前日にバングラ通に行った際に、バスの時刻をチェック。

ですが、時刻表にはない中途半端な時間帯にもバスがやってきました。

ひょっとしたら臨時便があるのかもしれません。
(パトンビーチからバングラ通りの夜はこんな感じで、最も栄えているところです。)

バンコク行きの飛行機(国内線)は19:10発。
バスは定刻だと1時間20分程度の乗車時間のようです。
ですが、プーケットはそこそこ渋滞があるのと、バスの積み残しがあると怖いので少し早めに行動することにします。
通常であれば14:50のバスでも大丈夫なのですが(15:50のバスでも遅れがなければ大丈夫)、安全を見て13:50のバス乗車を目指して行動することにします。
(もし13:50に乗れなくても臨時便を期待して、ゆるく計画してます)
ホテルは無料でレイトチェックアウトを希望してリクエストしましたが、リクエストできたのが13:00まででした。
バス乗車まで中途半端になるので、ホテル近くで1時間マッサージをすることにします。
結局12:20頃にホテルをチェックアウト。
荷物を預けて、1時間のマッサージ。
その後ホテルに戻り荷物を受け取ってバス乗り場に向かいます。(徒歩5分程度)
ちょうどいいくらいにバス乗り場に到着しました。
バスはすでに停車していて、バスに乗り込みます。
ですが、その後、別のバスが来て、そちらに乗り移るように言われてしまいました。
どうやら予定していたバスの故障で別のバスで空港に向かうことになりました。
時間はそれほど遅れることなく出発。
ですが、乗車率は高く、座席に座れない方もいらっしゃいました。(立ったまま1時間以上はつらいですね)
道路はそこそこ渋滞してます。
パトンビーチ周辺を抜けてほかのタウンでも渋滞。
やっぱり早く動いてよかったか・・と思いましたが、空港に到着してみると、ほぼ定刻。
飛行機の時間の4時間前に空港についてしまいました。
バスの料金は100バーツ、降車時に支払いました。(どこで乗ってもどこで降りても100バーツのようです)
今回はここまでとなります。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
次回も移動編、プーケット空港からバンコク経由で関空まで の記事になると思います。